どうでもいい・何でもいいではあとで困るかも。
将来自分が死んだ時、お墓をどうするか考えていますか?
まぁ実際20代とかだとそこまで深刻に考えないですよね。
アラフォーになってみて、だんだん真剣に考えなくちゃいけないなぁと思ってきています。
日本のニュースで以前、夫婦で「死んでまで一緒のお墓に入りたくない」って思っているって言うのをみてビックリしたのを覚えています。ちょっと笑ってしまいましたが・・・。
大概の日本人夫婦は一緒の宗教の場合が多いと思うんですが、(例外もありますけど)
例外の方や私も含めて国際結婚をした人の場合(宗教が違う)はどうするのがいいのか考えてみました。
死んだあとのことは、どうでもいいと思ってしまう人も多いと思いますが、実際それでは済まされないですよね。
私の場合は、
主人がキリスト教
私が仏教
を信仰しています。
とは言っても、主人も週末に教会に通うようなタイプではありません。
私もごく普通の仏教徒です。2人ともお世辞にも熱心な信者という訳でもありません。そして新興宗教などは、全く興味がありません。
子供は実はまだキリスト教の洗礼は受けていませんが、おそらくこのままカナダに住み続けるなら、自然な流れでキリスト教になると思います。息子達もまだ宗教が何か?などと言ったことは何も理解していません。
私が住んでいるところの近くにあるお墓は、大抵、お墓が教会のすぐ近く(敷地内というべきかもしれません)にあるんです。
すべてがそうなのかは把握していないですが、そうなってくると仏教徒の私がそこに入るのはどうしても違和感がありますよね。
♪わたしの~お墓の前でぇ、泣かないでくださいぃぃ~
っていう歌がありますけど(笑)
本当にそこにいないなら、居心地も何も関係なしですけど、こればっかりはあの世に行ってみないと分からないですからね。
もしそこにいるならかなり居心地悪いと思うんです。
でもカナダで仏教のお墓に入るのは絶対嫌なんです。
だって、カナダの親族に仏教徒は一人もいないんですよ。
絶対寂しいですもん。
それこそ、孤独になりそうです。
そうなったら、絶対私、そこにはいないです(笑)
いろんな人のお墓に入り浸ってるかもしれないです!
だから、これらを踏まえて、
1.お墓を持たない場合
・火葬をして散骨する。個人の遺灰を空・海・山などにそのまま撒くこと。
・火葬をして「遺骨ペンダント」にする。遺骨を使ってダイアモンドを作るものと、遺骨や遺灰・遺髪をペンダントの中に収納するタイプがある。ペンダントだけではなく様々な形やデザインがあるようです。
・永代供養墓に入る。これは家族に変わってお寺が永代に渡って管理してくれる仕組みで、他の人と一緒の墓か同じ納骨室に安置されます。
これはカナダにあるのかな?!
2.お墓を持つ場合
・宗教不問の墓地を探す。
やはり、これしか選択肢はないみたいです。
もし教会のお墓に入りたい場合は、改宗するのが一般的のようですし。仏教もしかりです。「同じ宗教」っていうのが前提のようです。
ただ禁止という強いくくりではないようなので、要確認です。でもやっぱり改宗は急にするのは難しいですし、何より宗教の信念に納得出来なければ、無理ですよね。
これらのことを踏まえて、じっくり夫婦で決めておくことが大事なんですね。
最後は気持ちの問題だ
やっぱり一緒のお墓に入りたい気持ちはありますけど、宗教の問題は本当に難しいです。考え方や信仰の度合いにもよりますし。簡単ではないです。
ただ、一緒のお墓じゃなくても、供養の方法はいくつか選択肢があることが分かりました。
そして、死ぬ前に自分たちで決めておかないと家族の迷惑になるのと、家族が混乱することになるので、話し合わなくてはいけません。
アラフォー世代ですが、段々とそんなことを考えるようになりました。先日のデジタル問題も含め、色々とやらなくてはいけないことがありますね。
だからまだまだ元気で頑張りたいと思います。