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【感想】ザ・ノンフィクション「父を殺した母へ~無理心中から17年目の旅~」を観て

こんにちは。今回は2018年6月24日放送の「父を殺した母へ」を観て、思ったこと、感じたことを記事にしています。

www.fujitv.co.jp

まず今回のお話は・・・

現在34歳 前田勝(まえだしょう)さんです。韓国名:チョウ・スンギュンさん。

前田さんが18歳の時、母親が再婚相手である日本人の父親を殺してその後母親が自殺してしまいます。

母親は韓国人、血のつながりのある父親は台湾人です。

韓国生まれ、3歳まで韓国で育ち、前田さんが3歳の時に両親は離婚してしまいます。そして父親は母国台湾に戻り、母親は日本に出稼ぎにいってしまい、韓国の親戚の家をたらい回しにされた前田さん。ですが、7歳の時に台湾に住む父に引き取られました。そして数年過ごしたのち、母親は日本人男性と再婚し、名古屋で一緒に住むことを提案し、13歳の時、半ば強引に日本に連れて来られたそうです。

それから5年ほどして起きた母親による義理の父親の殺害事件。過酷な運命に向き合う一人の男性の話でした。

想像するだけで辛すぎる人生

今回、見ていてとても気分が参るような、重い話でした。これが実際に本当にあった事件なのかと思うほど、主人公にとっては辛い人生ではないかと思います。

加害者の息子なのだけれども、両親の離婚から、自分の意思とは関係なく3か国を回らなくてはいけない状況が、こんなに若くして起こっていることにまず同情してしまいます。

前田さん自身が「母親は自分勝手。一人だけで死ねばよかったのに」と言った言葉が重かったですね。もし会って母親に言いたいことがあれば「お前が憎い」と言いたいと言った前田さん。

前田さん自身に罪はなく、でも親の罪を無関係とは言えない複雑な心情が見てとれました。ナレーションでも「背負った十字架の重さを改めて突きつけられるだけでした」と言っていましたが、その通りだと思います。

17年の時を経て、母親の家族や父親に会いに行くことに・・・

母親を恨む一方で、本当の母親はどんな母親だったのか?を知りたくなった前田さん。母親の親類を訪ねて、韓国に飛びます。子供の頃たらい回しにされ、いい思い出がないと思っていた韓国で母親の家族に会い、母親が自分を思っていた優しい人柄にも触れ、涙を流し、気持ちが揺さぶられているのを感じました。

複雑すぎて言葉にするのが難しい

その後父親にも会いに行く決意をして、台湾に飛び、念願の再会が叶いました。

台湾の父親は、「お母さん以上の女性はいない」とおっしゃっていました。離婚理由は分からないけれど、今現在、台湾で韓国料理のお店で働いていたので、今でも愛しているというのは、本心かもしれません。それならやはり離婚したのは絶対的間違いだったのかなと勝手ながら思ってしまいます。

そして、「お母さんは悔いのない人生を歩んだのだから、お母さんのことを悲しまないで。お母さんは人よりも濃い人生を送ったのだから」とおっしゃってました。

息子を励ましたい気持ちに溢れていました。だから殺された日本人男性のことを考えるととても複雑ですね。

日本人男性の親族の気持ちになると・・・

私が日本人男性の親類の立場なら、複雑ですね。いくら浮気していたとしても、人を殺すことは絶対に許されるべきことではないですから。今回スポットを当てているのは、加害者の息子である前田さんなので、前田さんから見ていた番組構成になっているので、致し方ないことです。

だからこそ難しいし、辛いですね。前田さんが罪を犯している訳ではなく、むしろ辛い日常を送ってきたことは容易に想像が出来るので涙が出てきてしまいます。

終わりに

ぜひ観てみてください。ずっしり重い気持ちになりますが、色々観ながら考えているうちに、引き込まれてしまいます。

今後望むことは、これから先、辛いことの少ない人生、幸せを沢山感じる人生を歩んでいかれることを願っています。そして偉そうですが、これからは自分の為に人生を生きて欲しいし、ここで区切りをつけていいのではないかと思うのです。そしてそう見ている私が思うのは、彼の人柄の良さだったり、彼から滲み出る苦悩が手に取るように伝わってくるからだと思います。

愛情と憎悪は紙一重なのだと思わざるをえませんでした。

罪を犯すということは、周りの人々の人生をも狂わしてしまうことを考えなければなりません。

ではおしまいです。 

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