オルカのカナダ

日々思うこと。興味のあること。日本のこと。カナダケベックでの生活のこと。あとアンティークカップや雑貨のこと。

カナダの難民のことと日本の外国人技能実習生受け入れについて思ったこと

こんにちは。さくらです!!

以前こんな記事書きました☟ 

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この記事を書いた当時、まぁ今もなんですけど本当に無知で。まぁどこの国でも、自分以外の国に住んで生活をするという意味では同じ。でも難民は「祖国にいたくてもいれない人」と解釈していますから、意味合いは全く違うのでしょう。理由は幅広く戦地であったり、貧困であったりあまりにも治安が悪く、最低限度の生活が成り立たない状況から抜け出す為と理解しています。

 

移民と難民

元々カナダでは移民を多く受け入れている国のひとつです。ただしその一方で現地の人々の不満は募っていて難しい状況にあります。移民はカナダにとって有益な人材であり、カナダが規定している基準に達している必要があります。

ただし私などの結婚した相手がカナダ人の場合は「家族移民」という分野になり、ハッキリ言って永住権を取得するということに限って言えば、随分とハードルは下がるというか、ただのラッキー。(と私自身ありがたいと思っています)

話は戻って、今カナダでも問題になっているのは「難民」です。トルドー首相は難民受け入れに寛容な方なのは承知だけれども、何より「受け入れすぎ」とカナダ人は思っていますね。

人道的思考はとうの昔に理解しているんですよ、カナダ人もきっとアメリカ人も。もちろんEUの方でも。ただ現実的に難民に税金が大量に使われていることに我慢ならないのだと思いますよ。

今のカナダのクリニック、病院事情も最悪な状況の中のひとつで、受け入れたあとこれ以上にひどくなる状況を避けたいのは当然のことでしょう。 そして一応今現在、カナダは国民皆保険制度ですが、今後継続出来るのか甚だ疑問です。

ただ忘れてはいけないのは、「これ以上の最悪の事態」は、難民のそれとは全くレベルが違うということ。 

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トランプ大統領とトルドー首相

私は最近では恐らく多くの人が「私はトランプを支持する」とは言えないけれど、やろうとしていることは理解出来ると思っている、隠れトランプ支持者は多いと思っています。

もちろん私の住む場所はカナダなので、立場が違うけれども、ドナルドトランプが移民受け入れに対して、2017年1月にイスラム圏7か国の入国禁止を命じた大統領令に署名した翌日、カナダのトルドー首相はツイッターで「迫害やテロ、戦争から逃れた人をカナダは歓迎する。多様性は私たちの力だ」とアピールしました。それはやはり皆が選んだ国のリーダーの言葉であるのは確かですが、カナダ国民全員がそう思っている訳ではありませんよね。

自称難民が沢山いる現実

そしてもう一つ問題なのが、自称難民が沢山いるであろう現実ですよね。本当の難民なのかもしれない、もしかしたらアメリカに行けばもっと裕福になる、みんなが行くから行くと言ったような難民に達していないレベルの人達です。それを見極めるにしても、難民申請を受け入れてその間、調査する必要があるわけですから、難しいです。そして難民でないと判断された人達は一体どこに向かうのでしょう?謎と言えば謎です。アメリカで拒否☞カナダで難民申請するということになるのも容易に想像がつきます。

日本の外国人労働者受け入れについて

今日本で外国人受け入れについて、色々議論されていますが、日本は難民ではないけれど足りない労働力を補う為に多くの移民を受け入れる方へ舵をきっています。

先日、外国人技能実習生の失踪があとを立たないというニュースを見ました。でもその原因が受け入れ側に問題がある場合も多いとか。外国人技能実習生と言いながら、(全てではないとは思うけれど)仕事が原発の除染作業員と教えずに従事させていたり、企業側は十分な賃金を払わないなど酷い就業規則なのも明るみになりました。

日本がこれをしてしまってはいけないですよね。このツケは後々やってくるはずです。それは失踪者が不法滞在者になったり、犯罪を犯す外国人も少なくない。それを考えれば、この外国人受け入れについては、日本人と同じように適正な賃金を払う必要があるのはもちろんのこと、受け入れ体制について、もっと議論する必要があるのは明らかです。対岸の火事だと思っていた外国人トラブルが自分の身近に起こるかもしれないと心得なくてはいけません。

それでも平和な日本とカナダ

主人は基本的に差別意識などはないし、相手の立場を考えらる人だと思っていますが、難民に関してはもう賛成とは言えないと言っていました。それはカナダ人の中にある「もう十分受け入れた」という気持ちとその数が多すぎて、自分達の生活が脅かされているという危機感が出てきてしまったということですかね。

それでも難民問題があってもやっぱり日本とカナダは平和な国だと主人と話をしました。少なくとも私の周りでは、もうすぐ訪れようとしているクリスマスに向けて準備をしているし、私なんてツリーまで買ってしまいましたよ。難民ニュースを見ても、見終わったあとはもう忘れてる。完全なる平和ボケかもしれません。

終わりに

今、アメリカとの国境の街メキシコティファナにアメリカを目指して沢山の難民が押し寄せています。そこでは私達には想像も出来ない悲惨な状況が広がっているようです。

難民問題本当に難しいです。難民を受け入れつつ、自国民の国民感情も考えなければいけないですし。

今後EU、アメリカ、カナダ、そして世界各国はどうやってこの難民問題を解決していくのか日本の外国人労働者受け入れについても、日本政府はどういう風に詰めていくのか注視していきたいと思います。