こんにちは。
今回は日本の友人の話を記事にしています。
ことの始まり
先日日本の友人がスーパーの駐車場で車をぶつけてしまったと連絡が来たんです。
彼女は運転をよくしていて、今までは事故らしい事故はしたことがなかったんですが、つい先日近所のスーパーに行き、左右を確認して、車をバックから出そうとしたところ、確認したはずでしたが、徐行していた車にぶつかってしまったとのことでした。
友人は焦りながら、罵倒されながらも、警察に電話をし、保険会社に連絡し、事情を説明したそうです。
そして相手が80代後半の老夫婦だったそうで、怪我がないか?など確認したり出来る限りの精一杯のことをしたとのこと。
にもかかわらず、一方的に老人特有の怒り方をされたそうです。
保険会社に連絡中に・・・
友人が保険会社に連絡する前に、スーパーの駐車場の入口付近だったので、渋滞が出来てしまい、ひとまず車を移動することに。移動と言ってもすぐ横の開いている駐車スペースに停めるというものでした。
そして友人が保険会社に電話をしていると、「ギィーギィー」という凄い音。何かと思って見てみると、その老夫婦が駐車をしようとして、隣の止まっている車に削りとるようにぶつけてしまっていたそうです。
そして近くに行ってみると、同じく80代後半と思われる奥様が怒っていて、旦那様の方は「俺はぶつけていない。何にも音もしていないし、ぶつけた感覚はなかった」と言っていたそうです。どうやら耳も遠くあまり聞こえていないようで。
その様子からは、嘘をついている様子もなく、本当に気づいていない様子だったそうです。
車をぶつけたことに気づかないほどの高齢運転者がいる
友人もぶつけてしまったことは事実ですが、私が友人をフォローするならば、よくよく考えると相手も友人が下がってくるのに止まらずいたという事実もあるし、その後のおじいさんの事故もあるし、色々と問題がありそうですよね。
結局相手にも過失があるということになったようです。割合は聞きそびれました。
結局友人はその後、手続きもすべて終わり、警察からも帰っていいですよと言う言葉をもらい、帰宅。でもその時に、老夫婦はぶつけてしまった車の持ち主がスーパーからの買い物を終えて戻るまで待たなくてはいけなくて、大変そうだったと言っていました。
当て逃げ・ひき逃げでも気づかない高齢運転者が本当にいるのかも・・・
そんなことを思いながら、色々考えさせられることがありました。
日本にいる両親も、いずれは車を手離す必要があるでしょうし、やはり田舎なので手離したあとの生活のことなども心配しなくてはなりません。
でもやっぱり今回のことを友人と話していて、ぶつかったことに気づかないくらいの高齢者の方が、車の運転をしていることにビックリだし、本当に危険ということになりました。
友人もぶつけてしまい、かなり動揺していましたし、左右確認をもっとしっかりしなくちゃと言っていましたが、その後の高齢者事故(止まっていた車にぶつけただけだけれど)のショックも大きかったようでした。
最後に
怖いのは、そのおじいさんが自分がぶつけた意識が全くなかったことですよね。
うそでしょ?!と言いたいけれど、友人曰く全く嘘をついている様子ではなかったと言っていたので、本当に怖いです。
逆に気づかないのですから、悪気もなくそのまま現場から立ち去る人がいるのも頷けます。
インターネットで調べてみると、自分がぶつけていることに気づいていない老人がいることが嘘ではないのが分かると思います。
とにかく今回のことをきっかけに、私の両親やカナダの義両親含め、皆高齢になってきているので、今後どうすべきかしっかり考える時なのかなと思います。