こんにちは。今回は、日本で実費で大腸内視鏡検査を受けたので、それについて書いていきたいと思います。ちょっと汚い表現もあると思うので、食事中の方はのちほどお願いします(*^^*)
目次
- 大腸内視鏡検査を受けることにしたきっかけ
- 大腸内視鏡検査が出来る病院・クリニックを探す
- 大腸内視鏡検査を受けるまでの前準備
- 大腸内視鏡検査の前準備を終えての感想
- 大腸内視鏡検査の流れ
- 大腸内視鏡検査の感想
- 大腸内視鏡検査にかかったお金はいくら?
- 最後に
大腸内視鏡検査を受けることにしたきっかけ
まずもともと昔から自分の中で「腸が弱い」と言う思い?(思い込み?!)があったんです。なので人生で2回目の大腸内視鏡検査になりました。そもそも腸が弱いと思っていたのは、
・便が緩いことも多い
・その割に便秘気味
・それに伴い出血することもしばしば
最後の出血すると言うのがやはり心配の種になっていました。インターネットで調べてみても確実に安心することは出来ないし、むしろ全て癌の症状に当てはまるような気がして、心配でストレスの日々でした。
カナダでは医療費無料となっていますが、以前の記事の通り、クリニックにかかるのは至難の業であり、(現在はファミリードクターを持てたので、クリニックにかかることは出来ますが、内視鏡検査のような専門ドクターにかかるには、数ヶ月待たされることもざらにあります)緊急性のある場合以外はどんどん後にされてしまいます。
こんな状況に置かれているので、「次日本に帰国した時に、必ず受けよう」と思っていました。
大腸内視鏡検査が出来る病院・クリニックを探す
まず最初にしたのは、まずどこの病院、もしくはクリニックでするか?と言うことです。カナダにいる時にいくつか絞ってはいました。
・そのクリニックの評判の口コミはとても重要
実際にそこで経験した人の体験談だったり、上手い・下手というのは、経験してみないと分からないことなので、とても貴重だと思いました。内視鏡検査というのは、大腸だけでなく、胃なども先生の経験値などによって変わってくると思います。しかもそれがダイレクトに痛みのあり、なしに関わってくるので、「痛くない」と言うのが第一条件でした。だって痛いの嫌なんですもん・・・。
・自宅からクリニックの距離
これは下剤を服用して、便を全て出し切ってからクリニックに行くことになると思うので(私はそのパターンでした)、なるべく自宅から近いところで探すのがベストだと思います。途中でトイレに行きたくなると大変だと思います。
・クリニックまで車で送迎をしてくれる人を探した
これもやはり下剤を飲んでいるので、公共交通機関よりは気持ち的に安心ですし、もしトイレに行きたくなった時にどこかに寄ってもらえるからです。
それにクリニックによっては、麻酔をして検査する場合もあるそうなので、その場合は、検査後の運転は控える方がいいようです。ちなみに私は麻酔はしませんでした。
・大まかな金額を教えてくれるところにした
私はカナダに住んでいて、日本の健康保険に入っていないので、実費になってしまうんです。。。当たり前ですよね、払っていないんですから。でも、今回検査しなければ、また何年も心配のストレスと戦わなければならなくなるし(大げさ?!)、かと言って実費と聞くと、いくらかかるのか?が不安でした。ウン十万請求されたらどうしよう?と思ってましたから!!金額はまたのちほど☟
大腸内視鏡検査を受けるまでの前準備
検査前日
夕食・・・「素うどん」か「具のないおかゆ」を食べる。
午後8時頃・・・飲むタイプ(これは目薬くらいの小さいボトルでした)のものをコップ1杯の水に混ぜて飲む。
就寝時・・・コップ1杯以上の水を飲む。
検査当日
・2リットルの下剤を準備する(これはクリニックから下剤キットを渡されるので、やり方に沿って作ります)私はクリニックで冷やした方が飲みやすいと言われたので前日の夜に作って冷蔵庫に入れておきました。確かに冷やした方が飲みやすいと思います。
・起床時・・・朝起きたら、コップ1杯~2杯の水を必ず飲む。
・8時・・・下剤150~180㏄を2杯飲んだあと、同じ量のお水かお茶を1杯飲む。
・8時15分・・・上に同じ
・8時30分・・・上に同じ
9時に自分の便の状況を確認する。便がまだ茶色だったり、固形物が残る場合はこの先も続きます。
この時点で便が無色また薄い黄色の場合は服用終了です。でも個人的な感想としては、ここで終われる人はあまりいないんじゃないかと思います。
・9時・・・同じく下剤150~180㏄を2杯飲んだあと、同じ量のお水かお茶を1杯飲む。
・9時15分・・・上に同じ
9時30にまた自分の便の状況を確認する。もし、OKなら服用終了。まだの場合は続けます。
・9時30分・・・同じく下剤150~180㏄を2杯飲んだあと、同じ量のお水かお茶を1杯飲む。
・9時45分・・・上に同じ
これで通常の場合は終了になります。クリニックからは、これでもまだだと思う場合は、電話をするように言われていました。
私の場合は結局9時45分の分を全て飲み切って終了でした。それで準備した2リットルの下剤はほぼ飲み切りました。
大腸内視鏡検査の前準備を終えての感想
はっきり言って、この下剤を飲むことの方が検査よりつらかったです。下剤はポカリスエットのような味なのですが、やはり下剤なので美味しいものでもありませんでした。しかもそれを強制的に飲まなければならないので、とてもきついのです。おなかも膨れてきます。でも不思議なことに下剤のあとのお水がすごく美味しく感じられます。そして私の場合はその水は必要不可欠でした。下剤の水分を飲んでいても、お水は体が欲してました。そして、水を多く飲むほど腸が綺麗になると看護師の方から説明がありましたよ。
大腸内視鏡検査の流れ
検査は昼過ぎからスタート。検査自体は15分ほどで終わりました。
まずは下着を全て脱いで、上は病院で着る用意された上着に着替えます。下はお尻の部分に穴が開いている使い捨て紙パンツを履きます(笑)笑いごとではないんですが。。。
看護師の方に呼ばれて横向きになるように指示されます。
こちらの態勢が整ったところで先生が来て、すぐスタートしました。
恥ずかしいなと思っていたのですが、それはクリニックも承知済なので、横向きになったらすぐ先生が来てスタートしたので、恥ずかしいと思う時間もないくらいでした。
始まったら静かに落ち着いているだけです。先生はモニターを見ながら、カメラの向きなどを上手に変えながら、進んでいきます。
大腸の一番奥までいって、その後戻ってくる時に、先生がモニター見ながら説明をしてくれました。
大腸内視鏡検査の感想
先生の経験値によると思うのですが、幸い、私の先生は上手な方だったようで、痛いと言うことは一切ありませんでした。カメラが腸に入って、腸を見るのに、(カメラについていると思われるのですが)空気を入れて腸を膨らませながら進んでいくようです。だから勿論「違和感」は常にありましたが、痛くはありませんでした。
そしてひとつ厄介なのが、空気を入れながら腸を膨らませるので、検査中や終わったあとに無性に「おなら」がしたくなるんです。当たり前なんですけど、これの方が少し恥ずかしい気持ちになってしまいます(苦笑)なのでやはり車の送迎の方が絶対いいです!!!
ちなみに幸い、私は何の問題もなく、軽い痔のようでした。ホッ。もし、ポリープがあった場合は、この内視鏡検査で切り取ることが出来るそうです。そして事前にポリープが見つかった場合に切除するかしないか?を決めることができます。
大腸内視鏡検査にかかったお金はいくら?
今回この記事を書くにあたって、インターネットではなかなか実費の金額を知ることが出来なかったというのがあります。なので私が支払った金額をズバッと書こうと思います。
初診時・・・13710円
内視鏡検査時・・・17070円(紙パンツ・プリント代760円含む)
合計・・・30780円
この金額を高いとみるか?安いとみるか?難しいところだと思うのですが、私にとって金額は高いですが、自分の予想していたのよりはずっと安かったです。カナダではなかなか受けること自体が難しいので、むしろホッと気が抜けた感じでした。
ただ、私からの注意点が2つあります。
ひとつは初診料なのですが、大腸内視鏡検査を受けるにあたり必ず受けなくてはならない血液検査があったのです。これはマストの項目でした。
そして先生には、カナダから一時帰国中であること、カナダではなかなか健康診断を受けることが容易ではないという話をしたところ、マストの項目に加えていくつか血液検査から分かるものを加えたらどうか?という説明を受けたんです。
それで、私は肝臓・膵臓・糖尿値などの項目を付け足しました。いくつ付け足したかは覚えてないです。なので、もしそれらを付け加えなければ、金額はもっと安くなったはずです。
そして2つ目の注意点は、内視鏡検査時の金額は「内視鏡検査をするためだけの金額」です。これはもしポリープなどが見つかって切除する場合は、それは外科手術扱いになるそうです。そうなれば金額はおのずともっと高くなります。
これに関してはやはり、人それぞれと言わざるを得ないと思います。
最後に
今回は検査を受けて間もないので、忘れないうちにまとめてみました。もし疑問があって分かることであれば、お答えしますのでコメントお願いします。
今回、私のように外国に住んでいる人や日本在住の方ももし、大腸内視鏡検査に踏み切れない方や心配している方のアドバイスになったら嬉しいです。
では今回はこれでおしまいです。