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カナダケベック州も独立住民投票は果たしてあるのかな?カナダケベック州の難しい立ち位置を考えてみた

こんにちは。今回は私が住むカナダケベック州のカナダ独立問題について、スペインのニュースを見て、私の独断と偏見で書いてみたので、ぜひお付き合いくださいね。

目次

 

カナダケベック州はやっぱり他州とは少し違うような気がする

カナダの公用語は英語とフランス語の2言語を掲げています。でも日本の街ゆく人にカナダの公用語は?と質問したら過半数の人は英語と答えるんじゃないかと思います。

しかしケベック州では公用語はフランス語のみとしています。この時点で少し差別化させたい思いがうかがえます。

でもよく見るとカナダのお店で売っているものには、ほぼ全てのものにフランス語と英語表記があります。でもケベック州以外でフランス語を話す人はそこまで多くはないんじゃないでしょうか。そしてやっぱりケベック州ではフランス語をメインで話す人が大多数を占めています。

でもモントリオールに行けば、フランス語と英語が入り混じっているし、その他にも中国語やスペイン語を話す人もいます。日本でも東京には色んな国の人間がいるのと同じ感じですね。

でもそれでも一応、ケベック州は小学校もフランス語の小学校、英語の小学校があります。英語の小学校は多くはないけれど、両親ともに英語がネイティブだったり、他州から引っ越してくる人などは英語の小学校を選ぶといった感じなのだと思う。

これだけでもカナダの他州とは何となく違うのは理解できると思う。

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カナダケベック州は独立の動きが何度かあったし、今後また何かしらの動きはありそう

言葉にしても税金にしても、他州との違いがあると、(確かに同じ国なのに話す言葉が違うのは、日本に置き換えるとなかなか考えられないよね)ちょくちょく独立の話題が持ち上がるらしい。まだ私は知らないけれど、最近だと1995年にケベック独立住民投票があって、独立賛成49%、反対51%で独立には至らなかったということがあった。

でもほぼ半数の人がケベック独立しようぜ。と思っているのはのちのち聞いてみても説得力があった。だってやっぱり他の州とは自分達は違うという意思を人々から感じるから。そして、時代はやっぱり回っていくから、今後そう遠くない時期にまたケベック独立投票が行われるのかと思うとドキドキします。

全カナダ国民の中では、気にもとめない人もいると思うし、他州にしてみたら勝手にしてよと思う人も沢山いると思う。ケベコワ(ケベック人)だって楽観的にみている人もいると思うけど、ここ最近のアメリカ大統領選だったり、イギリスのEU離脱だったりが、思いもがけず意外な結果になることがあるから、本当にやってみないと分からないと思う今日この頃。

ケベック州にとって経済的にはマイナスなのかプラスなのか?!

はっきり言ってどうなんでしょうか?!すみません、全然分かりません。。。勉強不足ですね。カナダ税とケベック税の2つを支払っていますし、もし万が一独立した時のデメリットが全く想像出来ないのと同時に、メリットもあまり想像出来ません。

でもやはり下記のように言われている人がいます。

1995年に経済学者が、ケベックが独立した場合、通貨切り下げによる莫大な負債と多数の失業者を引き継いで苦しむことになると警告した。カナダという、より大きな経済領域の一部であることは、ケベック州民にとって大きな利点である。“Parizeau is at it again”. Toronto Star (2009年11月18日). 2009年12月2日閲覧。

でもケベック州と他州の間には、何か壁があるのは確か

独立こそしていませんが、ケベコワ(ケベック人)の中には、「ケベコワである」という誇りがあります。お年寄りに多い気がします。でも日本人も「愛国心」がありますし、当然と言えば当然かもしれません。だから他州の人との間に壁があるのは、特に親戚の年配の方を見ていると、ちょこちょこ感じます。

私は本音は「もっと田舎でも英語が通じてくれるといいのになぁ」とは思っていますよ。でもそんなの到底無理な話だし、そこらへんは郷に入りては郷に従えと思っていますが。

だからか、ケベック州の人々も今、だんだんフランス語を話す人が減ってきていて、フランス語を守ろうという動きもあるようです。感覚では何も分からないですが、確かにフランス語話者が減りつつあるようで、それはケベック州を守ることでもあるのかもしれません。

もはやブリティッシュコロンビア州は外国かも?!

私はブリティッシュコロンビア州は、高校の修学旅行で行っていい思い出しかないです。楽しかったぁ。それはいいんですが、主人は隣の州の「オンタリオ州」にしか行ったことがなくて、ブリティッシュコロンビア州を外国と思っている節があります。もちろんカナダなんですけど、もうケベック州からは遠すぎるんだと思います。逆にBC州の人達はケベック州が遥か彼方に思えるんじゃないでしょうか?!

確かにモントリオールからバンクーバーまで飛行機で5時間30分くらいはかかりますからね。日本だったら、タイランドくらいでしょうか?!国が広いので私の感覚でも「もう外国だな」と思ってしまいます。そして言語も違えば当然そう思ってしまうかもしれません。ちなみにアメリカの国境には私の場所から1時間30分くらいで着けてしまうくらい、アメリカの方が近く感じます。

カナダの中での立ち位置が難しいケベック州。でも親しみあるものも多いでしょ?!

世界に流通しているメープルシロップの71%がケベック州産なんです。カナダだけど7割がケベック州だなんて、素晴らしいことですよね。カナダから独立したら世界にケベック名産として知れ渡る日が来るのでしょうか。

エアカナダの本社がモントリオールなのを、つい最近まで知りませんでした。そして来年になってようやく、モントリオール⇔成田の直行便が飛ぶことになりましたよ。やっと飛んでくれるらしい!!ありがとう!これで日本からの観光客も増えるのではないでしょうか?!

他にもシルク・ド・ソレイユはカナダケベック州発祥の地です。芸術的な分野でもケベック州は引けをとらないのではないでしょうか?!

F1のカナダグランプリも毎年モントリオールで開かれています。これはニュースで見るので知っていましたが、北米でモータースポーツが盛んな都市なんだそうですよ。

終わりに 

今回、スペインのカタルーニャの独立報道を見ていつかケベック州にも独立の波が来るんじゃないかと思ってこんな記事を書いてみました。

それにしても国から地域が独立して、国家となるには様々な問題がありそうですね。長い歴史を積み上げていくのも人間、変えていくのも人間。難しいことですね。ただし今回のように暴力や暴動になるのは、絶対避けたいことです。

カナダも日本と同様、世界的に見たら平和な国だけど、こういったデリケートな問題は注意が必要です。とまぁ、ケベック州の独立が今後あるのかは分からないのに、すみません!!でも前回の投票から22年。何かの動きが起こってもおかしくないですよね!

では今回はこれでおしまいです。