simple life blog

日々思うこと。興味のあること。日本のこと。カナダケベックでの生活のこと。

【感想】ザ・ノンフィクション「私の姪はアラブの王女」を観て

こんにちは。

2018年3月4日放送の「ザ・ノンフィクション」を見ての感想を記事にしたいと思います。

www.fujitv.co.jp

今回のお話は・・・

アラブの国「オマーン」にいる日本人を母親に持つ王女と日本に住む王女の叔母にあたる人物の話。

昭和10年。戦前の神戸で一人の日本人女性、当時19歳の大山清子さんは当時のタイムールオマーン国王と恋に落ち、結婚。そして娘が産まれた。

オマーン名はブサイナ王女。日本名は節子。

裕福な結婚生活を送っていたが、国王と結婚した大山清子さんは腎盂炎を患い、ブサイナ王女を出産してから2年で結婚生活は終わりを迎える。

その後、残されたブサイナ王女は、タイムール国王とともにオマーンに帰国してしまう。そして昭和16年、日本は戦争がはじまり、それっきり連絡が途絶えてしまう。

まずこの事実さえ全く知らなかった

戦前の日本でこんなことがあったことさえ、知りませんでした。日本人の血を引く王女がオマーンにいるなんて、正直少しワクワクしました。ただ見始めたら、そんなにワクワクするような話ではなく、とても切ない話でした。

3歳で母親を失くし、父親の国へと旅立ったが、オマーンではブサイナ王女の存在を知るオマーン人はいない様子。それには理由があり、30年間、ブサイナ王女は宮殿の外に出してもらえなかったとのこと。

そして再会の時。ブサイナ王女が40歳の時に、日本にお忍びで帰国するも、家族との再会は2時間しかなかった。それ以後、王女は一切の連絡を絶ってしまう。

私が見て感じたのは、ブサイナ王女は小さかった為、選択の余地なく、自分の意志などをいう事も出来ず、オマーンに旅立った。当時3歳なのだから、当然のことなのだけれど、自分の母親が日本人で自分に日本の血が入っているにも関わらず、オマーンで宮殿の外にも出してもらえない状況にいたのかと思うと、私達庶民には想像も出来ないほどの辛い道のりだったのではないでしょうか。

日本に住む王女の叔母もまた、遠い国に行ってしまった、自分の力ではどうすることも出来ない運命に嘆き苦しんでいたのかと思うととても悲しいです。

もうすでに王女は80歳。叔母は88歳になっています。普通の家族ならば、会う事にも、(健康的な問題はあると思うが)問題はないだろうと思います。

ただ、オマーンの王女であるブサイナ王女は普通の庶民とは全く違う世界に住んでいるので、軽々しく連絡することも、会うことも出来ないのです。

運命に翻弄された家族の物語だなと思って見ていました。

そして、30年間宮殿の外に出ることも許されなかったのは、やはりオマーン国内でひた隠しにされていたとしか思えません。これは私の考えが卑屈なんでしょうか?!

現在再会は叶いませんでしたが、番組を通し、叔母から王女にDVDメッセージを届けることが出来、叔母はその後、王女からの手紙を受け取ることが出来ました。

その手紙を受け取った時に嬉しそうにしていた叔母様の姿にひとり感動してしまいました。

いくらどんなに長い年月がたっても、一緒に過ごした日々が素晴らしければ素晴らしいほど、切なく感動的で長い言葉はいらないものなのだろうと思います。

終わりに

まとまりがない文章ですみません。戦前の日本でこんなことがあったなんて、まったく知らなかったので、とても興味深かったです。

この番組が私、すごく好きなのでポンキッキーズみたいに終了しないように願うばかりです。

やっぱり人と人の繋がりってとても不思議で、とても素敵で、とても切ないなと実感しています。

自分の置かれた状況を有難く感じながら、これからも生きていこうと思います。

ではおしまいです。