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日々思うこと。興味のあること。日本のこと。カナダケベックでの生活のこと。

カナダ人もカナダの難民受け入れ政策に難色を示し始めているって本当だと思うよ

こんにちは。今回は「カナダ人達の胸の内に秘めた難民への対応」について思ったことを書いてみます。ぜひお付き合いくださいね。

目次

 

カナダに移住した立場から思うこと

移民と難民、定義は違えど、第3国に移住したということでは何となく私も一緒のような気がしてしまいます。もちろん母国日本もあり帰国したければ帰国できる立場の人間からすると、難民の人から見るととても羨ましく思えるのかもしれません。

ここケベック州でももちろん難民を受け入れていて、モントリオールスタジアムに沢山の人が仮住まいをしているようです。続々と難民がカナダに到着しています。アメリカが難色を示している為、カナダに来るのは当然のことと言えます。がしかし、あまりみんな話に触れようとしないけど、触れたら最後、不満が溜まっているようです。

カナダ人と話して感じる報道との違和感

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報道で毎日難民のことを取り上げている訳ではないけれど、テレビで取り上げられているのを見ると、「難民救済」「人権」を訴えるカナダ人が出ていることが多いです。

私の住んでいる場所は田舎町なので、そこまで感じないけれどモントリオールに行くと、沢山の人種が混ざり合っていて、移民の国「カナダ」を強く感じます。

でも知り合いのカナダ人と話をしていると、多くの人が「難民受け入れを拒否したい」と考えているように感じるのです。綺麗事ではなく「もう限界」だと思っているカナダ人は非常に多いです。

イベント報告 カナダ大使館共催「Refugee Talk :カナダの民間難民受け入れに学ぶ」|活動レポート|難民支援協会の活動 − 認定NPO法人 難民支援協会 / Japan Association for Refugees

声を大にして「難民反対」と言えないカナダ人

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これが大きいと思います。誰だって受け入れによって、テロの問題、言葉の問題、お金の問題が何もなければ、賛成と言えるでしょう。でも受け入れ人数が多くなればなるほど、国民の税金を使うのですから、反対といいたくなる気持ちは分かります。

でもそれをおおっぴらに言えない雰囲気がやっぱりあります。難民の辛い状況を思えば、支援受け入れしたいと思うのもカナダ人であり、でも日々増えていく難民に税金が湯水のごとく使われていくことに危機感を覚えているのもカナダ人なんですよね。

難民申請が許可される前にカナダ国内にいれることを脅威に感じている人達は沢山いる

これはテロリストの脅威があるからです。難民申請の許可が出るまで、カナダ国内に入国して住んでいる訳なので、難民の中にテロリストが紛れ込んでいる場合もあるかもしれません。それに納得がいっていない人達は多いと感じます。生活費から居住費、すべてを税金に頼っている訳だし、やはり今の時代イスラム国などの脅威があるのですから当然です。ただしもちろん全員の難民がそういう訳ではありません。

日本政府の対応をうらやましがる人もやっぱりいる

日本政府が難民の受け入れを歓迎しないのは、自国民のことを考えているからだとカナダ人から言われました。私は日々日本のニュースに耳を傾けている訳なので、日本には日本の問題があって、一概に「自国民のことを考えているから良い」とは言えません。それは少し棚にあげますけど、そうカナダ人の知り合いに言われました。

日本は出来ないものは出来ないと言っているだけ。いい顔して受け入れてその後のしわ寄せが全てのカナダ人にいくことを黙認しているカナダよりずっとましだ。

結構ガツンと来ました。日本は閉鎖的で国際立場上難民を受け入れるべきということを言われているけど、現実に受け入れている国の人間が日本のやり方がうらやましいよと言っているのだから。

終わりに

結局のところ、私個人に出来ることは本当にないに等しいと感じます。気持ち的には助けたいと思っていても、個人的には何も出来ないと感じます。

もし難民の友達がいたら、もっとその状況に寄り添えるかもしれません。一人二人の友達なら、支えになることも出来るかもしれない。

でも警察官の義弟の話を聞いたりしていると、カナダのルールを難民のルールに押し付けようとしている話を聞くと、カナダ人の優遇されなさに同情したくなってしまいます。

難民の置かれる状況は、どこに行ってもつらいものがあるのは分かろうとしているつもりでいます。でもその中には、受け入れる国に全ての面倒を見てもらおうという邪悪な心も見え隠れしているのも確かです。

これからもカナダに住んでいく私としては、どうにかうまくカナダ人と共存していけることを願ってやみません。そして本当にこのまま難民を受け入れ続けて、カナダはこれからやっていくことが出来るのか心配でもあります。

まずは今いる国民が幸せになれるように、政策を進めていっても、もう誰も文句は言わないと思うんだけどなと個人的には思っています。では今回はこれでおしまいです。