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ハーグ条約加盟国日本。でもパートナー抜きで子供と一時帰国する場合に気をつけたいこと

こんにちは。今回「国際結婚した夫婦の子供を連れて、パートナーなしで帰国する場合」に必要な書類があった話です。ぜひお付き合いください。

目次

 

この夏、久々に日本に帰国できる運びとなりました。アドセンスの収入があって・・・なんて言いたいですけど、そうではありません。無理やり、予定にぶち込んで日本行きのチケットを用意しました。なので戻ってきたら、カツカツの日々になるかもしれません(*_*;でも3年振りの日本楽しみです。でもその前に書類1枚・・・

2014年日本はハーグ条約加盟国となった

ハーグ条約と国内実施法の概要 | 外務省

ハーグ条約を簡単に説明します。まず国際結婚をして、その後パートナーとの関係が悪化した場合に、「片方の親の承諾もなく、国境を越えて子供を母国に連れ去る」事例が多く起きています。ハーグ条約に加盟していない場合は、連れ去られてしまった親は子供に会いたくても、自力で元パートナーと子供の居場所を異国で探さなくてはいけませんでした。

例えば、カナダ人と結婚し子供ありの場合(私ですね・・・)母親である私が日本に子供と帰国し、そのまま行方をくらました→元旦那は自力で日本に行って、役所に出向き、何なら弁護士やらなにやらを雇い、居場所を突き止めなくてはならない。

しかし、ハーグ条約に加盟したことによって、いくら国境を越えて子供を連れ去ったとしても、まずは元の居住国に返還されなければならないと原則決められているので、

母親である私が日本に子供と帰国し、そのまま行方をくらました→元旦那はハーグ条約加盟国である日本に、国際機関を通じて、「子の返還」の手続きを出来るようになったというわけです。

今、何となく自分で文章を書いていて、私はカナダに住んでいるので自分が日本に子供を連れて帰ることを想像しましたが、その逆もあることを考えてみました。

例えば、主人と子供と日本で生活をし、カナダ人の夫が子供を連れてカナダに帰ってしまい行方をくらましてしまった→私は自力で異国の地カナダで夫、子供を探さなければいけない。

これを考えてみると、ハーグ条約に加盟することによって得られるメリットは大きいのかなと思います。ついつい「自分は大丈夫」と思ってしまいますが、母国語以外で細かい難しいやり取りをし、役所に出向いたりするのは大変だろうなぁと容易に想像できます。

ただハーグ条約締結による問題もあるようです

これは以前テレビで言っていたのですが、夫からのDVに悩む女性が子供を連れて、日本に逃げ帰ってきたというものでした。ただ日本は、まだハーグ条約に加盟していませんでした。でももし加盟していたら、その場合はDV夫のいる国へ戻らなければいけないという絶望的な状況です。もちろん「子の連れ去り」はいけないことだとは分かっているけれど、DVに耐えられなくなって、夫の国を離れた人の苦悩の声でした。

今回初めて主人なしで日本に一時帰国します

今までは、子供も小さかったこともあり主人なしの一時帰国は考えられませんでした。でも赤ちゃんの時期を過ぎた今、可能かなぁと帰国を決めたのですが、1枚書類を書かなくてはいけない(強く勧められた)のです。それが、下の紙です。まぁただの面倒くさがりなので、難しい訳ではないようです。

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これを簡単にいうと、「日本に妻と子供が一時帰国するが、父親は同意しているのか?を確認する書類」です。

名前やパスポートナンバー、生年月日、誰に会いに行くのか?、などの基本的事項を記入し、サインをする。

これは航空券をとった会社からもらったものなので、強制ではないのですが、以前から「パートナーからの一筆、手紙を書いてもらうのがいい」と言うのは聞いていました。しかしハーグ条約に加盟したのは知っていたので、どうなんだろう?必要なの?と疑問に思っていました。何故なら航空会社によっても違うし、担当した人によって違うと聞いていたからです。

でも今回、旅行会社の方から書類を貰い話を聞いたところ、こういったトラブルで飛行機に乗れなかった人や実際その後に問題が発生した人がいたようで、この書類を渡すようになったと言っていました。

いくらハーグ条約に加盟したからと言って、少なくともカナダでは「パートナーを残して、子供と一時帰国する場合」はトラブル回避のためにこのような策をとっているといってよさそうです。

最後に

やはり国際結婚をしてみて、上手く関係が続いている場合は問題ありませんが、上手くいかなくなった時、ましてや子供がいる場合は、様々なことが絡み合って、色んな問題に発展していってしまうんだなぁとつくづく思いました。

これから国際結婚される方、同じくパートナーなしで子供と一時帰国を検討している方などの参考になればと思います。では今回はこれでおしまいです。