simple life blog

日々思うこと。興味のあること。日本のこと。カナダケベックでの生活のこと。

出版社、書店、古本屋の関係って大丈夫?と思ったので考えてみた。

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こんにちは。今回は古本屋と出版社の微妙な関係について、書いていきたいと思います。ぜひお付き合いください。完全に人目線です!!

目次

 

以前、派遣社員で都内の某出版社に勤務していた時のこと

以前、出版社で6年ほど働いていた時期がありました。その時にすでに出版業界はとても厳しいということで、社員が辞める代わりに、私のような派遣社員が多く働いていました。当時から、社内では古本屋さんは「ない方がいい」という考えの人が多かったように思います。(私は古本屋愛用していましたが。)

理由は正規の本が売れないから。

単行本や雑誌がそこまで発売日から時間が経っていないのに、古本屋さんに並ぶからです。しかも月刊誌などは、もうその「月刊誌」の棚が作られているのです。それを見た時は、「売れなくなるはずだなぁ」と思ったものです。

古本屋に渡った本が売れても、出版社、作家さんの実績に残らないし、収入にもならない

そうですよね。売れた本は一緒なんですから。でも出版社、作家さんにとってみたら正規のルートで買って欲しいと思うのは当然のことですよね。それでも本好きで、本にお金をかけられない若者(私はもう若くはないですが、、)にとって、古本屋はなくてはならない存在なのはまぎれもない事実。

本を自分の手元にキープしておきたいと思う本が少ない

今現在、世間では「断捨離」が流行っていますよね。多くの人が「モノ」を持つことを控えて、モノに支配されない暮らしを目標にしています。かくいう私もそうですが。私が断捨離を始めた頃、割と最初に手をつけたのは、「本、雑誌」でした。日本にいた頃、古本屋で買うことはあっても、売ることはほぼしたことがありませんでした。そんな人が、今は本を売りに行っていると思います。私はそれでもお気に入りの作家さんの本や気に入っている作品はまだ手元に置いていますが、もっとスッキリさせたいと思ったら、やはり手放すかもしれません。それくらい手元に置いて何度も読みたいと思う本でなければ、多くの人が手放す選択をすると思います。

日本の古本屋さんのコンディションがすごくいいから買いたくなる

これはカナダに来てから感じたのですが、日本の古本はとてもコンディションが良いです。みんな大事に読んでいたということもあると思うし、カナダには「ブックカバー」サービスがないのです。もちろん日本でも全ての本にカバーがつく訳ではないですが、本が汚れずらいということもあって、古本の需要が多いのだろうと想像できます。カナダの古本は「古本」そのものと言ったものが多いような気がします。

本屋で正規本を買うべきなのは分かっているけど、古本屋さんがなくなったら困るというのが本音

出版社で働いた経験からも、本は正規の価格で買って欲しいという気持ちも理解が出来ます。でも古本屋さんのおかげで安く本を読めるというメリットがあるのも理解出来るので、とても難しいです。特にカナダに住んでいるので、本などは切実な問題です。今はkindleなどでデジタル本を購入できますが、私は本に関しては、「紙」で読みたいのです。なので日本に帰国した時は必ず古本屋さんをのぞいて気に入った本を大人買いして、読み終わったあとは、カナダの「日加バザー」に寄付して、本をカナダで巡らせています。

今日はちょうどそのバザーの日。12冊文庫本を購入し、12$の支払い

結局1冊1$です。安いですよね。持ち帰るのが重くて大変だったけれど、安いので買ってしまいます。古い本も多かったですが、例えば又吉直樹さんの単行本「火花」もあったので、興味本位で購入しました。でもほぼ新品に近い状態で1$です。もちろんバザーなので今日だけ開催ですが、やはり申し訳ないなぁと思ってしまうほどです。

最後に

本当に難しい問題だなぁと思うばかりで何も出来ません。出版社や作家さんにとっても書店や古本屋さんにとってもメリットになるのはどのような状態なのでしょうか?宅配問題にしても、この件にしても、一人が頑張ってもどうにもならないのが分かっているので、とても難しいですよね。

今回この記事を書きましたが、私はその道のプロではないので、完全な私の主観です。私の購読させていただいているブロガーさんですが、プロ目線で書かれているもので、ぜひどうぞ。

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